義務教育,学校に通う価値,学歴について
義務教育や学校について巷で話題になっているので,自分の考えをまとめておく.
このサイトにアクセスしてきた人の参考になれば幸いです.
先に結論を書いておくと,学校は勉学を通じ,素養を伸ばすための場所であり,学歴は大半の人には必要だと思います.その理由を説明していきます.
目次
- そもそも義務教育って何のためにあるの?
- 学校は何をするための場所
- 学校は通う価値があるのか?
- 高校,大学に行く意味
- 学歴は必要,不必要?
1.そもそも義務教育って何のためにあるの?
ぱっと考えるつくこととしては,最低限の素養を身に着けさせるためのものでしょう.
これだけだと漠然としているのでもう少し考えると,最低限の素養とは何かを深く考える.おそらく日本人として最低限備えてほしいものを身に着けてほしいものなのであろう.学校や会社で例えると,オリエンテーションといったところか.一般的な教科から考えると,
- 国語 文章の読解力,作成力 → 契約書の理解,メールなどの伝える能力
- 算数 計算能力 → 買い物のときとか
- 数学 論理的思考 → そのまま,他人を納得させるのに必要
- 理科 身の回りの現象の理解 → 混ぜるな~とか
- 社会 制度などの理解 → 社会保障,法律
- 英語 英語力 → グローバル社会への対応
上記は各教科とその目的,→のあとはこういう場面で約に立ちそうというものを上げました.その他にもあるのはわかってますが,割愛します.
こう見ると,義務教育の期間の各教科って重要だなと思います.
2.学校は何をするための場所
学校は前項で記載したような素養を身に着ける場所といえるでしょう.勉強,勉強といわれると,行きたくなくなりますが,今思えば重要な場所であったと思います.
逆に社会マナーや友達を作りに行く場所っていうのは違うと思います.あくまで,目的としては勉強し,社会人になったときに困らなくするところです.
補足 社会マナーは学校でなくてもセミナーなんかで学べるし,友達も学校でなくても作れるからです.
3.学校は通う価値があるのか
これは難しい問題だと思っています.ホームスクールとかも話題に上がりますが,個人的には通ったほうが良いと思います.
理由としては,特に義務教育期間は社会人として生きていくうえで必要になる最低限の素養の習得が見込めることと,腐ってもプロであるはずの教育者による教育のほうが素人の教育よりは効果が見込めるからです.
どういうことかというと,確かに教員の中には腐ったようなやつもいますが,ほとんどは曲がりなりにも教育方法などについて勉強してきています.そのスキルを素人が独自に身につけられているとは思えず,だったらプロに任せたほうが良いかなと考えます.反論もあるかと思いますが,自身が勉強できることと人に教えることは別物というほうが理解しやすいかと思います。教育者は勉強がそれほどできなくても,少なくとも教えるスキルはあるはず.より高いレベルの教育者を求めるなら私学なんかに通えばよいかと.
逆に,家庭教師などで同等のものが確保できるのなら,学校に通う価値はないかと思います。
4.高校,大学に行く意味
義務教育ではない高校,大学については,専門性を高めていく課程にであると理解しています.どういうことかというと,義務教育(最低限の素養)+α(専門性)の能力を身に着ける場所であるということです.
そして上記に付随して,入学のためにはまず試験をパスし,卒業のためには学校が求める基準を満たす必要があることから,第3者からの評価が手に入ります.
5.学歴は必要,不必要?
よくある学歴要,不要論ですが,本人次第だと考えています.あくまで学歴は資格などと同じ能力を保有していることの証明であると考えているからです.
学歴は前項で書いた通りの第3者からの評価という意味合いもあります.
第3者からの評価で自分の進路に影響がある会社等にに勤めるつもりのある人には必要でしょう.
逆に大学などに通う必要がプラスにならない業界であったりする場合は必要と考えています.
なのでよく言われる学歴フィルタリングや大卒未満の足切りは仕方のないことだと思います。採用する側もかけられる時間は限られているし,よく言う高卒でも地頭が云々は採用の場では見極められないからです.
結論としては,人によって必要,不必要は変わりますが,学歴なくて切られたりしたくなかったら,取っておきましょう.
さいごに
本ブログについては義務教育や学歴について書いてきました.義務教育は社会人として必要な素養の醸成の場であり,高校大学は+αの専門性を身に着ける場所であり,能力を保有していることの証明にもなります.
子供の進路で悩んでいる方や,お子様自身の参考になれば幸いです.